NotebookLMは、自分の資料をソースとして読み込ませ、その内容にもとづいて要約や質問応答ができるGoogleのAIツールです。便利な一方で、「ファイルをアップロードしてもソースに追加されない」「URLを貼っても読み込まれない」といったつまずきに当たる人は少なくありません。本記事では、NotebookLMでソースを追加できないときの原因と対処法を、2026年時点の最新仕様にもとづいて整理します。
NotebookLMでソースを追加できない主な原因
ソースが追加できない場合、その多くは「上限」「ファイル形式」「ファイルの中身」のいずれかに原因があります。エラーメッセージが出ないまま追加が止まることもあるため、まずは次の観点から切り分けると早く解決できます。
ソース数の上限に達している
NotebookLMでは、1つのノートブックに追加できるソース数に上限があります。新たに追加できないときは、まずこの上限を確認してください。プラン別の上限は次のとおりです。
| プラン | 1ノートブックあたりのソース上限 |
|---|---|
| 無料(Free) | 50件 |
| Plus | 100件 |
| Pro | 300件 |
| Ultra | 600件 |
無料版は50件が上限です。すでに50件登録している状態では、不要なソースを削除しない限り新規追加はできません。出典: NotebookLM ヘルプ(アップグレード)
ファイルサイズ・文字数の制限を超えている
1つのソースには、最大50万語・200MBという上限があります。これはどのプランでも共通です。大きなPDFや長大なテキストを丸ごと入れようとすると、この制限に引っかかって追加できないことがあります。
- 1ソースあたり最大500,000語
- 1ファイルあたり最大200MB
対応していないファイル形式を使っている
NotebookLMが扱えるのは、PDF・Googleドキュメント・Googleスライド・テキストファイル・Webサイトのリンク・YouTube動画・音声ファイル・画像などです。これ以外の独自形式や、暗号化された圧縮ファイルなどは読み込めません。手元のファイルが対応形式かをまず確認しましょう。
コピー保護・スキャン画像のPDFを読み込もうとしている
意外と多いのが、PDF特有の問題です。次のようなPDFは、形式としてはPDFでも中身を取り込めず追加に失敗します。
- コピー保護(編集・コピー制限)がかかったPDFは、取り込み自体が拒否されます。
- スキャンした画像だけのPDFや画像が大半を占めるPDFは、テキストとして抽出できず、うまく読み込めないことがあります。
URLやYouTubeリンクが読み込めない
WebページのURLやYouTube動画を追加しようとして失敗する場合、ログインが必要なページ・限定公開や非公開の動画・字幕がない動画など、NotebookLM側が中身を取得できないケースが大半です。公開されていて誰でも閲覧できるURLかどうかを確認してください。
原因別の対処法【早見表】
ここまでの原因と対処法を、症状から逆引きできる形でまとめました。編集部で実際に詰まりやすいポイントを整理した早見表です。まずは自分の症状に近い行を確認してください。
| 症状・エラーの出方 | 考えられる原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 追加ボタンを押しても増えない | 50件の上限に到達(無料版) | 不要なソースを削除する/関連ファイルを1つにまとめてから登録する/上位プランを検討 |
| 大きいファイルだけ失敗する | 200MB・50万語の上限超過 | ファイルを分割する/不要なページや画像を削ってサイズを下げる |
| PDFが追加できない | コピー保護・スキャン画像PDF | 保護を外せる場合は外す/OCRでテキスト化してから再アップロード |
| URLを貼っても読み込まれない | ログイン必須・非公開ページ | 公開URLを使う/本文をコピーしてテキストとして貼り付ける |
| YouTubeが追加できない | 限定公開・字幕なし動画 | 公開かつ字幕のある動画を使う/書き起こしをテキストで貼る |
| 形式が選べない・はじかれる | 非対応ファイル形式 | PDFやテキストなど対応形式に変換してから追加 |
ソース上限を上手に節約する方法
無料版の50件はすぐに埋まりがちです。上限に達して追加できない場合は、プランを上げる前に「1ソースあたりの情報量を増やす」工夫が有効です。
複数ファイルを1つにまとめる
関連する複数のPDFやテキストを事前に1ファイルに結合してからアップロードすれば、NotebookLM上では1ソースとしてカウントされます。テーマごとにまとめておくと、登録枠を大きく節約できます。
不要になったソースは早めに削除する
一度のリサーチで使い切ったソースは、ノートブックに残し続ける必要はありません。プロジェクトが一段落したら整理する習慣をつけると、上限に悩まされにくくなります。
それでも追加できないときの確認ポイント
上記を試しても解決しない場合は、環境側の問題も疑ってみてください。
- ブラウザを最新版に更新し、別のブラウザでも試す
- 拡張機能(広告ブロッカー等)を一時的に無効にする
- 通信が安定した環境で、ファイルサイズが大きい場合は時間をおいて再試行する
- Googleアカウントの容量や権限に問題がないか確認する
NotebookLMをさらに活用するために
ソースの追加につまずきがなくなったら、次は読み込んだ資料の活用です。NotebookLMは音声概要(オーディオ・オーバービュー)を生成する機能も備えており、移動中に資料を耳で復習する使い方もできます。詳しい手順は、NotebookLMの使い方(音声概要を日本語で活用する手順)で解説しています。
また、調べ物そのものをAIに任せたい場合は、出典付きで回答してくれるPerplexityの使い方や、複数のAI検索を使い分けるFeloの使い方もあわせて検討すると、情報収集の幅が広がります。
まとめ|原因を切り分ければソース追加はつまずかない
NotebookLMでソースを追加できない原因は、ほとんどが「50件などのソース上限」「200MB・50万語の制限」「対応していない形式」「コピー保護や非公開URL」のいずれかに集約されます。本記事の早見表で症状から原因を切り分け、ファイルの結合や形式変換といった対処を試せば、多くのケースは解決できます。上限自体に余裕を持たせたい場合は、Plus以上のプランも選択肢になります。

